ツーリングを楽しむには予備燃料や工具の用意が不可欠

ハーレーでのツーリングは多くのハーレー乗りにとって大きな楽しみですが、旅先でガス欠や愛車の故障などのトラブルに見舞われる可能性があります。せっかくの楽しいひと時を台無しにしないためにも事前の準備は不可欠です。
燃料タンクは車体のサイズに比べると小型なので、長距離運転の際はガス欠に注意しなければいけません。旅先で必ずしも給油ができるとは限らないので、ツーリングの際は予備燃料が必須と言えます。ハーレーに予備燃料を積む場合、走行時の振動を考慮して燃料漏れなどのトラブルが起きない丈夫な容器を使うことが重要です。
消防法に適合していることも重要な条件なので容器は何でも良いというわけにはいきません。

ハーレーの車体に取り付けることができる予備燃料用の携行缶が市販されているので、一本用意しておけばガス欠を回避できます。携行缶は大きな物でも容量は約3リットルほどなので、車体に取り付けても邪魔になりません。専用のホルダーを使うことでハーレーのスタイリッシュな外観を損なわず、ガス欠に備えることができます。予備燃料と同様に修理用の工具もツーリングの際には備えておきたい物です。走行中にパーツのネジが緩んだなど、軽度の不具合なら工具を使うことですぐに解決できます。また、複数人でツーリングをする場合、ひとりが工具を持っていれば他の人のハーレーに不具合が生じてもすぐに対処することが可能です。

ハーレーに工具を積む場合、レザー製のツールバッグを車体に取り付けるのが一般的な方法です。持ち運びに便利な他、ハーレーの外観を損なわないメリットがあります。
純正のクロームメッキが施された鍵付きのツールボックスを使えば、重厚感を持たせながら防犯性も向上させることが可能です。